皆さんは裁判の傍聴ってしたことありますか?
私は最近初めて行ってみたのですが、行ってみると意外と簡単だったので、その手順をまとめようと思います。
なんだかハードルが高そう・・・と思って敬遠している人がいたら参考にしてみてください。
一人でも全然行けますよ!
目次
裁判所に行く前
行く日を決める
まずはいつ行くか決めましょう。
基本的に裁判は平日の10時~17時くらいでやっています。
私は基本的に裁判所に行ってから見る裁判を決めますが、裁判員裁判などは裁判所のホームページに記載されている場合もあるので調べておくのもよいですね。
※ただし、人が集まりそうな裁判は抽選になる可能性があるので注意が必要です。
準備すること
基本的に裁判の傍聴に準備は必要ありません。
裁判傍聴はだれでも見ることができるので、必要な手続きや提出書類なんかはないんです。
ただし、傍聴するからには持って行ったほうがいいものはあります。
私的にはメモと腕時計は必須です。
裁判中は録音撮影は禁止なので、メモは必要ですね。
なくてもいいんですがあったほうが真剣に見れますし、あとから振り返ることもできます。
あとは腕時計。
法廷に入る前に携帯とかの電源を切るので、腕時計がないと時間の確認ができないんです。
傍聴する裁判のスケジュールは結構細かくなるので、時間の確認に手間取ってる暇がもったいない。
裁判所にはなぜか時計が見当たらないですし。
普段から腕時計している人はそのまま着けていきましょう
あと、私は行ったことないのですが、東京地方裁判所では入る前に金属探知機のゲートがあるらしいので注意ですね。
服装について
服装も自由で問題ありません。
別にスーツを着ていく必要もないですし、Tシャツの人も見かけますよ。
私の場合は、襟付きの服とだけ決めて行っています。
裁判所に着いたら
まずは開廷表を確認
入ったらまずは「開廷表」を確認しましょう。
受付の横にファイルがありますので、中身を確認します。特にだれに断る必要もないです。
ただし、撮影は禁止なので気になるところはメモしてください。
開廷表には当日の裁判の予定が書いています。
時間や罪状、被告人名など、これを見てどの裁判を傍聴するか決めましょう。
初めて来てどの裁判を選べばわからない場合は、刑事事件の新件をおススメします。
民事の場合は書面でのやり取りが多く、よくわからないことことになりがちのなので。
また新件とはその案件の初めての裁判になります。
最初ですので、事件の概要から説明があり、全体像が把握できます。
新件でない場合は、前回までの議論を振り返ったりしないので内容がさっぱりわかりません。
早めに部屋の前までに行っておこう
傍聴する裁判を決めたら、開廷表にどこの法廷で裁判をするか書いてあるので、始まる前にそこに行きましょう。
大体10分くらい前から法廷に入れるようになるので、早めに行って待っておきます。
(たまに前の裁判が押して時間過ぎても入れないなんてこともあります)
最初は勝手がわからないので早めに部屋の前まで行くことをお勧めします。
いよいよ傍聴
傍聴人入口から入る
時間になったら傍聴人入口と書いてあるから入りましょう。
ノックや「失礼します」とかは不要なので静かに入ります。
少し中の様子を伺いたい場合は、ドアに小窓がついているのでそこからのぞいてみましょう。
※傍聴席が満席だったら、立ち見はできないので諦めるしかありません。
裁判の途中から入っても問題ないですし、途中で退席してもかまいません。
部屋に入る前に携帯の電源は切っておきましょう。
撮影・録音禁止、メモはOK
法廷では撮影や録音は禁止ですが、メモはOKです。
裁判の概要や詳細について、気になることがあればメモしておきましょう。
判決が出ない場合は、次回の裁判日程を裁判官、検事、弁護士と話し合って決めますので、追いかけたい場合は、メモして次回はその裁判に行くという感じです。
最初と最後に起立、礼
裁判官が法廷に入ってきた時、全員が起立して礼します。(裁判官、検事、弁護士、被告人、傍聴席のひと全員です。)
ここは周りに合わせて起立、礼しておきましょう。
裁判が終わった時も同じなので、焦らず周りに合わせましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
裁判の傍聴の仕方について書いてみました。
特に準備は必要ないので、行ったことのない人は一度行ってみてはいかがでしょうか。
平日しかやってないですが・・・
法廷内の被告人を見ると、たいてい言いたいことがうまく言葉にできずもどかしさを感じることが多いです。
いつ自分が被害者、加害者になるかわからない時代なので、雰囲気だけでも知っておくことが重要かもしれません。
以上っす